Seamless Mobility & Seamless Energy

Category:

station plaza

Status:

unbuilt

Period:

2018

世界の電力需要は2040年までに現在の約80%増加するといわれている。私たちの暮らしは今のままエネルギーを消費する側にいてよいのだろうか。エネルギーは偏在している。駅が日々の利用者の運動エネルギーを変換する装置になるとしたら、それはどんな姿だろう。 大塚駅は、山手線で唯一の都電荒川線との乗換駅。ゆとりのある南口広場や北口に展開するタクシー乗場やバス乗場、地下にある駐輪場、さらに徒歩も加えれば6つの移動手段の乗換駅でもある。この豊富さを東京感動線が模索するシームレスモビリティや多様なエネルギーの実験場と捉えてみる。

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station plaza

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unbuilt

Period:

2018

世界の電力需要は2040年までに現在の約80%増加するといわれている。私たちの暮らしは今のままエネルギーを消費する側にいてよいのだろうか。エネルギーは偏在している。駅が日々の利用者の運動エネルギーを変換する装置になるとしたら、それはどんな姿だろう。 大塚駅は、山手線で唯一の都電荒川線との乗換駅。ゆとりのある南口広場や北口に展開するタクシー乗場やバス乗場、地下にある駐輪場、さらに徒歩も加えれば6つの移動手段の乗換駅でもある。この豊富さを東京感動線が模索するシームレスモビリティや多様なエネルギーの実験場と捉えてみる。

まずスムースな乗換のためには既存の乗り場どうしが最短距離でつながればよい。位置的に近い山手線ホーム端と都電ホームをつなげる階段をつくり、南口のバス乗り場と北口のタクシー乗り場を近くにするため都電ホーム脇の盛土を拡張する。南口広場の柵や段差をなくし、アトレの外壁ラインを内側へセットバックして半屋外を広げてみれば、改札がなくなることを前提に、利用者が自由に行き交う連続的な広場空間ができあがる。

この乗換空間をエネルギー変換装置と捉えてみる。山手線へアプローチする動線に圧電パネルを埋め込んで、徒歩でやってくる人々の運動を電気に変える。発電可能な電動バイシクルを導入して、自転車でやってくる人々の運動を電気に変え、アトレのジムでエアロバイクを漕ぐ運動すらも電気に変える。地下駐輪場の入口に全面ソーラーパネルのキャノピー屋根をかけ、太陽光を電気に変える。集められた電気は盛土を掘削して設けた大型電池に蓄える。エネルギー変換を見える化するサイネージを目につく所に散りばめる。

人によっては暮らしのなかでの発電量も異なってくる。これを電子マネーにかえてみたらどうだろう。健康維持のために運動した分だけ、山手線でどこかへ出かける日もそう遠くないはずだ。

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