Producing City

Category:

urbanism

Status:

unbuilt

Period:

2019

次の世界的な金融危機が起こったとき社会組織と都市の危機にアーバニズムと建築はどんなオルタナティブを示せるのか。背景調査では、危機の関連する歴史的瞬間、社会の変革と実験、および変革をもたらす建築とアーバニズムの重要な関連事例を扱い、また調査の一環として、10年以上にわたって発生する社会的および空間的変化を観察、解釈、およびインスピレーションを得るために、財政破綻を経験し、未だその影響の最中にあるギリシャを訪れた。予測される次の世界的な危機を想定し、コペンハーゲンの特定のエリアにおける都市空間への影響を、公的および民間の専門家、ならびにこの分野の理論家との対話を通して予測し、提案を行った。

バルビーは、土地の利用が劇的に変化してきた地域の1つである。 12世紀から18世紀にかけての第一次産業、19世紀の産業革命後に拡大した第二次産業、そして20世紀後半に台頭し21世紀の住宅金融によって変容しつつある第三次産業。 世界経済との接続はデンマークの産業の構造を変え、都市における面積あたりの収益性を高めたが、同時に環境汚染、雇用の不安定化など、社会的費用を増加させてきた。特に、バルビーが20世紀に重工業エリアとして発展していた時期における、ガスプラントの爆発、重機製造の産業廃棄物の残留によって土壌の汚染が顕著である。経済危機に直面した時、かつては公共事業が社会の維持を目的として展開されていたが、それらは経済成長を前提としていた。成熟した社会に危機が降り掛かったとき、成長を前提としない包括的な都市を構築することは可能だろうか?米国の「グリーンニューディール」が掲げるアジェンダは、公共事業としてグリーンワーカーの雇用をつくることで、社会的費用を下げるというものであった。そこで、土壌の植生浄化事業を始点として、副産物としてのバイオマスの分配から産業の再定義を試みた。

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